更新 2026年8月25日
アクスタの見積もりを取ると、どの会社も1個あたりの値段を出してきます。
比較記事も、たいてい単価で並べています。
けれど、財布から出ていくのは単価ではありません。
総額です。
アクスタの場合、こうなります。
総額 = 単価 × 数量 + 送料 + 型代 + データチェック料 + 特急料金
缶バッジやクリアファイルと違って、アクスタは型代がかからない会社がほとんどです。
データチェックも無料の会社が多いです。
そのぶん、効いてくるのが送料です。
8社を調べたら、こういう並びでした。
| 送料の形 | 金額 | 無料になる条件 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 1注文1お届け先まで会社負担 |
| 全国一律 | 187円 | 3,850円(税込)以上で無料 |
| 全国一律 | 350円 | 無料になる条件なし |
| 全国一律 | 500円 | 無料になる条件なし(沖縄・離島は除く) |
| 金額で変わる | 550円 | 11,000円(税込)以上で無料 |
| 地域別 | 700円(関東) | 無料になる条件なし |
| 地域別 | 800円(関東) | 12,000円以上で無料 |
| 全国一律 | 1,050円 | 無料になる条件なし |
2026年8月時点。北海道・沖縄・離島は別料金になる会社があります。
0円から1,050円まで開いています。
50個を作るなら誤差の範囲ですが、1個や5個を作るときは無視できません。
送料が総額に占める割合は、数量が少ないほど大きくなります。
100個作るなら、1,050円の送料は1個あたり10円です。
5個なら、1個あたり210円です。
単価が20円安い会社より、送料が無料の会社のほうが安くなります。
しかも「無料になる金額」も「地域で変わるかどうか」も会社ごとに違うので、数量を変えるだけで順位が入れ替わります。
手で表を作っても、条件を1つ変えたら作り直しです。
このサイトで数量とサイズとイベント日を入れると総額で並べ替えているのは、そのためです。
ここでは、順位が動きやすい場面を挙げます。
ある会社は送料を会社負担にしています。
そのかわり単価は高めです。
50個だと総額で6番手ですが、数を減らしていくと順位が上がります。
単価の差より送料の差のほうが大きくなる数量で、逆転します。
11,000円以上で送料無料、という会社があります。
10,500円の注文だと550円かかります。
あと500円ぶん多く注文すれば、550円が浮きます。
数個だけ足したほうが安くなる、という逆転が起きます。
会場へ直接搬入する場合、送料はかかりません。
かわりに搬入料がかかります。
1個口1,300円、1箱1,320円といった額です。
自宅発送の送料より高いこともあります。
それでも、会場まで自分で運ぶ手間と、当日の体力を考えると引き合うことが多いです。
もうひとつ、順位を狂わせるものがあります。
価格表が税別の会社です。
税込の会社と並べると、10%ぶん安く見えます。
今回調べた8社は、どれも税込表示でした。
ただ、これは品目によって変わります。
比較記事を読むときは、税込か税別かをまず確認してください。
最後にもうひとつ。
アクスタは両面印刷が標準ですが、片面のほうが安いです。
同じ会社の同じサイズ・同じ数量で、片面742円・両面881円という差がありました。
1割から2割ほど違います。
そして、両面印刷をやっていない会社もありました。
その会社の片面価格と、他社の両面価格を並べると、当然その会社が安く見えます。
これは比較になっていません。
このサイトでは、全社を両面・税込にそろえて並べています。
両面の扱いがない会社は、その旨を注記に出しています。
いつまでに要るかが決まっているなら、締切から逆算できます。
イベントの日と数量を入れると、間に合う会社だけが総額の安い順に並びます。各社ごとに「何日までに入稿すればいいか」も出ます。
アクリルスタンドの入稿でいちばん多いつまずきが、白版とカットラインです。何のためにあるのか、どう作るのか、印刷所ごとに何が違うのかをまとめました。
イベント会場へ商品を届ける方法には、印刷所が持ち込む直接搬入と、宅配業者が届ける宅配搬入があります。締切の考え方が違い、そもそもアクスタでは使えない会社もあります。
アクスタのサイズは印刷所ごとに刻みが違います。よく使われる大きさと、サイズを1段上げたときに総額がどれだけ変わるかを、実際の価格表から並べました。
イベントまでの日数が足りないとき、特急納期を使うといくら上がるのか。実際の価格表から倍率を出しました。個数の上限が下がる点にも注意が要ります。